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以前「落雷によるアンテナ故障修理例」という記事を書きました。
その時は夏でしたし、特に雷の多い栃木ですから珍しいことではありません。
「雷のあとテレビが急に映らなくなった」は落雷によるアンテナおよび関連機器の故障とすぐに判断できますので不具合部の修理・交換でテレビが見られるようになります。(テレビ故障を除く)
ところが、3月になって雷とは考えにくい状況で結果落雷によるものと思われるケースをご紹介します。
今回、「映りが悪いチャンネルがある」ということでご依頼のあったお客様宅では・・・?
全チャンネルのレベルが50(dBμV)程度で、映りが悪いというチャンネルにおいては40(dBμV)でした。
そして、BER(※)測定ではエラーの表示が出ました。
※Bit Error Rateの略でデジタル放送電波を受信した時の信号の誤り率の事で、誤ったビット数を受信ビット数で割ったもの。0.00が受信良好の目安です。
この状態でテレビを映してみると、映りが悪いというチャンネルだけにブロックノイズが発生して、確かに見づらい画面となります。
他のチャンネルではレベルこそ低いですがエラーは無く問題なく映ります。
ブースターを通す前のアンテナ直下で60(dBμV)はあってもおかしくないロケーションなのに、ブースターを通して分配された末端のTVコンセントで50(dBμV)前後とは何か変!?
ということで次に屋根上のアンテナ周りの点検をします。
先ず、ブースターへの給電状態ですが、DC15Vで問題なし。
次にアンテナ直下(ブースター入力前)のレベルチェック
これが30(dBμV)台とロケーション的にあり得ない数値が!!!
アンテナが故障?
とアンテナを見上げると・・・
何か給電部に異変が見られました!
※給電部とはアンテナ線(同軸ケーブル)が繋がっている樹脂製のケース部分のことです。
下から見てもハッキリとカバー蓋が無い様子がわかりました。
落雷の衝撃で蓋が飛んでしまったようです。
落雷からかなり経過しているようで金属部分が錆びています。
給電部コイルのリード線もはんだ付け部分から外れていました。
アンテナを交換しアンテナ受信レベルを測ると60(dBμV)平均でした。
幸いなことにブースターは問題なく、すべてのチャンネルにおいて良好な受信レベルとなりました。
かろうじて映ってはいるけど・・・雨が降ったり雪が降ったり、強風が吹いたりすると「映らない」や「映りが悪いチャンネルがある」など、今回のケース以外にも原因は様々です。
アンテナが倒れた、向きが変わった、ケーブルが切れたなどの故障箇所が目視で分かる場合もあれば、専用の測定器がないと発見できない場合もあります。
高所での作業もありますのでテレビ受信不具合の点検・調整・修理・改善はプロにお任せください。
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