一般住宅に業務用エアコン/一部の機種は住宅にも導入出来ます!


一般住宅・・・とくに20畳を超えるような広めのリビングでは天井タイプのエアコンで4方向吹出しで効率よく冷暖房したいという方もいらっしゃるかと思います。天井埋込形4方向吹出しタイプを設置したいと考えた場合、住宅設備用エアコンでは2方向吹出しタイプはあっても4方向吹出しタイプは各社ラインナップにありません。

そこで業務用エアコン(店舗・オフィス用エアコン)の中から選定することになります。

 

 

業務用エアコンでは大型のもの(4馬力以上)は電源種類が三相200Vになり一般住宅では使用できませんが、小型のもの(3馬力以下)は住宅で使用可能な単相200V機種を選定することができます。

業務用で言う馬力ってピンとこないかもしれませんが、冷房(暖房)能力で住宅設備用エアコンと比較してみると分かりやすいかと思いますので表にしてみました。

ただし、業務用エアコンを選定する場合、冷房能力ではそう変わらなくても暖房能力に於いては住宅用エアコンの方が能力的に高いようですので暖房重視で選定される場合は注意が必要です。

尚、業務用エアコンには何畳用というものはありません。それは同じ空間スペースであっても業種により必要な冷房能力が異なるためです。

例えば同じ10坪の広さでも一般事務所と焼肉店では能力の違うエアコンが必要なのはどなたでも想像できることと思います。

栃木県内のお客様で、業務用エアコンの選定~導入でお困りの方はお気軽にご相談ください。

 

《参考》

失敗しない業務用エアコン選び

電源種類の違いなど

 

住宅設備用エアコン

日立ZJシリーズ

(2022カタログより抜粋)

業務用エアコン

日立省エネの達人プレミアム

(2022カタログより抜粋)

12畳用程度

冷房能力3.6kW(0.4~4.2)

暖房能力4.2kW(0.3~6.8)

40型(1.5馬力相当)

冷房能力3.6kW(1.1~4.0)

暖房能力4.0kW(1.0~5.4)

14畳用程度

冷房能力4.0kW(0.5~5.5)

暖房能力5.0kW(0.4~11.2)

45型(1.8馬力相当)

冷房能力4.0kW(1.1~4.5)

暖房能力4.5kW(1.2~5.9)

18畳用程度

冷房能力5.6kW(0.5~6.0)

暖房能力6.7kW(0.4~11.2)

56型(2.3馬力相当)

冷房能力5.0kW(1.5~5.6)

暖房能力5.6kW(1.4~7.1)

20畳用程度

冷房能力6.3kW(0.6~6.7)

暖房能力7.1kW(0.6~11.3)

63型(2.5馬力相当)

冷房能力5.6kW(1.5~6.3)

暖房能力6.3kW(1.6~8.0)

23畳用程度

冷房能力7.1kW(0.6~7.2)

暖房能力8.5kW(0.6~11.3)

80型(3.0馬力相当)

冷房能力7.1kW(1.8~8.0)

暖房能力8.0kW(2.0~10.6)

 

業務用エアコン見積もりから設置までの流れ